2009年04月22日

シリーズ最後まで観なかったアニメを語ってみる。

 朝、噂のメガドックで朝マックしたのだけど、ハンバーガーにも使われているあのケチャップの味が気に入らず、それから数時間後にドトールで復活したレタスドックを食べ、これで夕食にもウインナーが出たりしてと、ふと思ったら、案の定晩ご飯でもウインナーを食べることになってしまったアルシオーネです。
 どうでも良いですが、メガドックの最後の一口がウインナーの端っこだけになってしまうのに、どことなくもの悲しさを感じました。

 さて、最近のアニメというと、ほとんどのものが半年、短いものだと3ヶ月もすれば終わってしまうようなものが多いのですが、そんな短い期間なのに途中で興味がなくなり、ラストまで観ることがなかったショボーン(´・ω・`)な作品もあるので、ハードディスクの消去とその供養もかねて書き連ねてみました。


■TALES OF THE ABYSS
 今や立派な有名シリーズのゲームをアニメ化した作品。
 私はRPG的な作品が好きなので観てはみたものの、魔法と機械文明が同居する世界観でまずギブアップ。最近のRPGってこんなのなんだね(^_^;)
 主人公は幼少時代にちょっとひどい目にあったらしい貴族の箱入りお坊ちゃまで、それなりにまっすぐ感のあるキャラクターだったのに、予言に出てくる英雄だって事で冒険に出た途端に、増長して嫌なキャラクターへと変貌(笑)
 そうこうしてたら信じていた師匠に自分の特殊技能を利用され、世界崩壊の切っ掛けを作ってしまい、さらに自分という存在が、ライバル的なヤな奴と思っていた人物のコピーだとわかり絶望し、前述の増長とあわせてパーティメンバーから無視されるという最悪の展開。
 この周りから見放される様も痛いけど、とてもその場にいられないのに罪の意識とあわせて一人では何も出来ないからパーティが離れられないという、ダブルの痛さ。
 主人公は改心するものの、目立って強くなるわけでもなく、パーティのメンバーも秘密やら因縁やらたっぷり抱えてる連中ばかりなので、それが明らかになる中盤以降のギスギス展開でギブアップ。
 ゲームのキャラクターと設定はほぼ同じらしいので、これをゲームで追体験した人ってある意味マゾというか、尊敬します(笑)





■Viper's Creed
 戦争により水没しかけてる都市に残っててちょこちょこ幹線道路に現れる自動殺戮兵器をぶっ壊すことを仕事にしている外資系大企業に雇われてる傭兵たちと新人オペレーターの話。
 こう書くととても薄っぺらだ(笑)
 この手のSF設定で埋め尽くされ、現実の縮図のような自由度の低い大会社の組織を舞台にしたSFアクションというのは、一見面白そうな気がするけど、いざ観てみると意外とこじんまりとしててつまんなかったりするんだよねー、と思ってたら、本当にそうで、さらにいつの間にか終わっててハードディスクの肥やしになってしまいました。
 初回はしょうがないとしても、ストーリーを通じての陰謀のようなものを感じるでもなく、1話完結で傭兵のお当番エピソードが続いたので数話でつまらなくなりました。
 結局主人公ってオペレーターのお姉ちゃんなの?





■戦国BASARA
 まだ放映中ですが、ダメです。大河ドラマを毎回欠かさず観てる私にはあの世界にはついて行けませんでした(T_T)
 熱血馬鹿な武田と真田に、会話のあちこちに英語を入れて馬に排気管とハンドル付けてる珍走団仕様の伊達政宗に、いくら女性説があるからって声までまんま女な上杉謙信に、若本ボイスでラスボス確定の仰々しい織田信長なんて、とても見るに堪えません(×_×)
 まぁ、当然と言えば当然なんですが、ゲーム画面なら雑兵をなぎ倒す爽快感が売りですから奇妙な格好と言動も笑って許せてたのに、アニメになった途端に欲しかった車やバイクが珍走団仕様になって走って行くのを見せられたような悲しい気分になってしまいました。
 いえ、いいんですよ、そういう趣味の方もいるでしょうから。ただ、私は初回観ただけで十分です。もうこれ以上はご勘弁ください。ごちそうさまでした。



posted by アルシオーネ at 08:20| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

FINAL FANTASY Z ADVENT CHILDREN COMPLETE

FINAL FANTASY Z ADVENT CHILDREN COMPLETE 以前出ていたDVDも持っているのだけど、Blu-ray用に高画質になっただけでなく30分ものシーンを追加したとのことで、どうしても観たくなって購入。
 Blu-rayの普及が少ない田舎のせいでしょうか、地元の販売店では割引が渋かったので、千円以上安くなってるAmazonで発売日の数日前に注文したところ、何の因果かそれまで発売日に到着だったものがポチった瞬間に「4〜5日以内の配送」になりまして、その人気の実感と共に思いがけない待ちぼうけを食らわされました(^^;)

 そんなこんなで、昨日ようやく手に入れて観てみました。
 Blu-Rayの高画質+30分の追加シーン程度のバージョンアップかなと軽く思ってましたが、観てびっくり、随所にシーンが追加されて主人公のクラウドの心情が細かく描かれ、戦闘シーンもさらに濃くなっているという素晴らしさ。
 DVD版ではよくわからなかった各キャラクターの背景もしっかり話に組み込まれていてゲームをやってない人(私)でもわかります。これはもう立派に1本の映画作品!
 見所の戦闘シーンも盛り沢山で、展開としてはスターウォーズのエピソードUやVのようです。
 発売予定から2年近く延びたのもわかる気がします。というか、制作者に関わった人はかなり命削ってる気がしますね。もちろん良い意味で(^_-)-☆

 ゲームをやったことがあって、Blu-Rayがあるならこれはお奨めの作品です。
 ゲームをしたことなくても、3DCG作品好きならこれを観ない手はないでしょう。
 これだけ完成度が高いと以前買ったDVD版の意味がありませんので、処分してしまおうかと考えましたが、さすがスクエニ、おまけのアニメ作品(2D)はDVD版とは別の内容でした。消費者の考えがまるっとお見通しです。ううっ売りに行けん(*_*)



おまけ
posted by アルシオーネ at 23:59| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.9

■機動戦士ガンダムoo セカンドシーズン
 世界は統合されたものの、ゆがんだ構造を抱えたまま統合したもんで再度武力介入のソレスタルビーイングの後半戦が終了。
 強引な統一世界とその支配を目論んだアロウズとイノベイターとの戦いというよりは、ヴェーダ奪還話に絡めて前シリーズの因縁にカタをつけただけという、まったくもってショボンな結果に(; ;)
 終盤で明かされた戦争根絶の目的が、宇宙人とコンタクトしたときに恥ずかしくないようにしようねって事だったらしいので、そりゃなんとも皮肉を込めて夢のある話だ。
 世界の統合なんて共通の脅威が出現したら(戦争とかあっても)自然に出来そうなんだけどなぁと思うのは、明治維新という歴史を持つ日本人だからでしょうかね。

 このシリーズでのツインドライブ搭載という鳴り物入り主役メカのOOガンダムだけど、敵モビルスーツもパワーアップしたしで、めちゃ強いという印象はなく、GN粒子まき散らして無理矢理心の会話をさせたり、主人公をイノベイター化させたりとか、謎の要素があったにしても、それが前述の目的のためのメカだと考えるとなんかとても残念(-.-)
 さらに戦闘は突発的な総力戦のパターンが多くて、他のガンダムも特性を活かせずシリーズ通してファーストガンダムのガンキャノンより目立ってなかった気がする。特にアレルヤなんて完全に頭数要員だし。

 そのアレルヤよりもマリナ姫…
 どこで話のポイントに絡んでくるか期待してましたが、ジリ貧なカタロンにやっかいになったまま歌ってラストで手紙書いてで、結局ポイントとして絡まず… こ、これは新手のプレイですか?
 で、ラスト。刹那はしっかり生きてましたが、そんなことより劇場版って告知の方がびっくりですわい。
 で、マイスター人員も減ってるし、トリプルドライブのガンダムとか出るんでしょうか?





■ドルアーガの塔 〜the sword of URUK〜
 こちらも前シリーズの続きなので、再開後の早いうちに前シリーズでおあずけくらった塔の謎やカーヤがジルを裏切った訳が明かされ、後半はややシリアスムードで濃かったのだけど、何故か神に喧嘩を売る最後のぶっ飛んだ展開と、その行動に至った元々の感情が近親憎悪だというのは、もしかしてシリーズ中に必ず入るギャグ展開と同列なんではないかと。
 それにしても神の力であるブルークリスタルロッドを使って天に向かって砲撃しても勝ち目なさそうな気がするのに、それに応戦して砲撃を返す神ってなんなんだろう(^^;)
 つーか、画面見た限りでは、応戦しているというよりは、完全に遊ばれているという印象でしたがなんなんでしょうか。
 ドルアーガの塔やギルガメス王の謎が解明されても、古い英雄が死んで代替わりし結局元の鞘に収まるだけのラストで、なんか後味もなく終わってしまいました。





■ゴルゴ13
 毎回安定した作画と、意地でも1話完結でまとめる制作方針で1年続けたのは見事。
 それと毎回毎回、ベテラン声優をどうでも良い役柄に使ってしまうところも見事でした。
 このあたりはゴルゴの声を舘ひろしがやってるからでしょうが、別に舘ひろしじゃなくても良かったんじゃないのというのが1年通しての感想です。制作者側のゴルゴ至上主義に恐れ入りました。
 あと、ファンの間では非常に評判の悪い、話の終わりに流れる曲(通称:ステージクリア音)ですが、私、あれに慣れてしまいまして、あの曲を聴かないと終わった気にならなくなりました(笑)
 最近では現実の仕事も一区切り終えると、頭の中であの曲が鳴り響きます。(^^;)





■天体戦士サンレッド
 実はこの半年で一番楽しみだったのがこれ(笑)
 毎度の緩いギャグにほほえみながら見てました。
 舞台は川崎でも溝ノ口周辺の話で、実は以前このあたりに住んでいたことがありまして、見覚えのある景色が懐かしいのでした。
 適度に力の抜いた作画はもしかしてFLASHで制作しているのかもと思っちゃった次第ですが、回を追うごとに動きも増えるし、細かい画質アップもされているし、回によっては実写と合成したりとなかなか手が込んでました、実際どうなんでしょう。
 細かいところでは毎回のオープニングでサンレッドの乗っていたヒーローバイクの中古車販売価格がだんだん下がっていき、最終回手前で「売約済み」になり、最終回でバイク屋から姿を消したかと思ったら、その回でサンレッドが就職の面接に行くという話になり、バイクの価格がヒーローであることから離れることを示唆していたのかと勝手に解釈してしまいました。なんか切ないねぇ。
 あと、も一つ切ないところとしては、恐らくお笑い芸人の髭男爵の最高潮はここなんで、これ以降テレビに登場することは少なくなるに違いないという、なんだか予感めいたものが走りました。
 合掌。





■キャシャーン Sins
 放送前にキャシャーンがアニメでリメイクと聞いて嬉しい反面、以前の実写映画のこともあったので不安も相当なものだったのだけど、いざ放送されたものを観ると、そんな不安を斜め上に上回った聖闘士星矢なキャシャーンの登場…しかもご丁寧に声まで古谷徹で呆然としたのでした(・0・)
 そのキャシャーンは罪を背負ってるとか虐められ、その原因もわからない記憶喪失だの、攻撃に対して反撃すると途端に本人にも歯止めがきかなくなるだので、なんだかわかんないし、世界自体がロボットの帝国に成り果てた上に、そのロボット自体が謎の原因で滅んでいるという始末で荒廃した状態だし、大ボスであるはずのブライキングボスもなんか放浪しているし、ヒロインであるはずのルナは「月という名の太陽」とか回りくどい呼び方された上にロリっ子になってるし、他にも無駄に人間ぽいロボットとか、幼女とか、正直なんだこれ?
 少なくとも初回で、

たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の身体
鉄の悪魔を叩いて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる


 という元祖キャシャーンとは違うことだけはわかりました(^^;)
 まぁ、今のご時世だと当時キャシャーンをそのまま復活させても面白くないのはわかりますが、古いキャシャーンのテーマを違う角度で見過ぎて、結局言いたいことが「世の中の流れにとらわれず、やりたいことやって死ね」という、なんとも不死身のキャシャーンと繋がらない一見大きなテーマのように見えるこじんまりした話になっちゃったなって感じ。
 キャシャーンのヒーローらしさは、いわれ無き迫害を受けても、侵略に対して抗う術もない弱者を守るのために身を挺して戦う悲しい美しさで、そこに大きさを感じていたのになぁ。それがないし。
 別の作品として観れば、と言うのは確定されたキャラクターがある限り無理なので、なんか肩すかしくらったような気分になりました。


posted by アルシオーネ at 23:59| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

魍魎の匣

魍魎の匣


 京極夏彦は知っていても、実はその作品を読んだことがないだけに、久々に毎週観るのが楽しみで待ちきれなかったアニメでした。

 箱を祀る新興宗教、箱に入った少女の遺体の一部、箱のような謎の医療施設から忽然と消え去った美少女と、箱にまつわる奇妙な出来事が繋がり、張り巡らされた複線がラストで全て解きほぐされるのは爽快でした。
 アレっと思った点も見直してみると、文句の付けようがないほど見事に複線を回収してまして、もう脚本家の意地を感じますねぇ。

 ちなみに他のブログ何ヶ所かで、
 見つかった手足は加菜子の血液型と一致しなかったと言っていたのに、大垂水峠で見つかった手と相模湖で見つかった足が加菜子のものであるのはおかしい。

 と、いうのを見ましたが、これ青木刑事の台詞を聞き直してみるわかる勘違いですな。
 青木刑事が「血液型が違う」と言っているのは、誘拐事件の起きた8月31日以降に出た遺体に関してで、それ以前の大垂水峠と相模湖で見つかった部位は、誘拐事件が起きる前に発見されているから、加菜子のものではないと判断していたのがわかります。
 そりゃそうだよね、誘拐されてから切断処置されると誰しも思うわけで。

 そんな複雑怪奇な話なので、実は10話手前くらいで先が気になってたまらなくなり、レンタルで実写版の「魍魎の匣」を借りて観ました(^_^;)
 でも実写版は推理要素が少なく、しかも終盤のハコ館が無駄に冒険活劇風になってるなんだか訳のわからない超展開。
 さらにアニメのキャラクターと実写の役者のイメージがあまりにも重ならないので、全然ネタバレになりませんでした(笑)
 もちろん尺の違いもあるけど、脚本や演出もアニメの方がかなり理解しやすい。非常に上手な作り方です。レンタルしてまで観た時間は正直無駄だったなぁ(+_+)

 アニメでは重要なポイントであるキャラクターの容貌・容姿については原作を読んでいないので何ともいえないのだけど、CLAMPデザインでもそんなに違和感もなく、むしろこういう絵も描けるんだねぇと感心。
腐女子好みキャラ風のび太くん(通称:きれいなのび太) 主人公(?)の小説家・関口巽がおそらく意識的にそうしたとしか思えない「腐女子好みキャラ風のび太くん(通称:きれいなのび太)」だったのが気になりましたけど。
 あと久保竣公。声優が古谷徹とは何故?と思っていたら、実写版の予告編のナレーションは古谷徹がやってました。その縁でしょうか?

 ラストで当時普及し始めたテレビを新たな「魍魎の匣」のようなものと示唆するところが面白い。まぁ昨今の報道を観ているとまさに魍魎をばらまいている感じですが、テレビの善し悪しどうこうよりも、情報を得るメディアが増えることは内容によっては「通り物に当たる」要素が一つ増えるわけです。考え物ですね。
 今のご時世なら多分パソコンが最強の魍魎の匣でしょうけどね。

 我ながら放送期間中はまさに魍魎に取り憑かれたかのようでしたが、これだけのクォリティで作品が作れるのですから、是非とも他の百鬼夜行シリーズも制作してほしいです。(^^;)アア、ツキモノガオチルカイカン・・・



ラベル:魍魎の匣
posted by アルシオーネ at 21:23| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月29日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.8

■マクロス・フロンティア



 実は私、マクロスというと一番最初のアレしか知りませんで、しかも観たのはリアルタイム。他は劇場版しか知りません(^^;)オッサンセダイ
 7とかPlusとか0は存在は知っていたものの、特に観たい気も起こらなかったので、そのまま今に至った次第なのでした。
 それが、たまたま「PCから音が出ないよー」ということで知人に呼び出され、そのPCの設定をすることになり、ちゃんと音が出るかを素人目にもわかりやすくするためにYahoo!動画を開き、そのとき配信されていた1話を観せると、私よりも遙かにハマったのがその知人。
 で、会う度にこのシリーズの話をされるので、なぜか私も続けて観ることに……

 と、まるで渋々観ていたかのようですが、既にオッサンとなった我らが無印世代の心を擽るように随所に昔を連想させるシーンや設定を組み込み、二人のヒロインと美少年の三角関係と宇宙怪獣(笑)との戦いという、こんな書き方したら意味不明になること間違いなしのストーリーに違和感なく上手く引き込んでくれました。

 しかも、シリーズの目玉の一つ、新型バルキリー(メサイヤでしたっけ)はどう変形しているのかもわからない高速な動きなのに、その格好良さだけはとにかく伝わり、知らず知らずおもちゃが欲しくなるという代物で、我ら世代はまんまとその手に落ちるのでした(笑)
 ああ、アーマード装備付きフルセットのメサイヤが欲しい。

 話は単なる宇宙怪獣との戦いではなく、超銀河ネットワークを構築し個々の人を支配しようとしたエゴ科学者の陰謀と、政権欲しさの補佐官というエゴ政治家の陰謀が絡むわけですが、最終的には当初の敵との和解、そしてエゴ意識の元凶の破滅というラストに、歌をバックにどちらも一気に持ってくあたりが、多分マクロスらしさなのでしょう。

 最後ようやくその勢いから落ち着いて、改めて思ったのは、主人公が美少年である意味は、どこにあったのかとか、根っからの役者で相手に望まれる姿を無意識に演じてしまうというなら、無理に選ばなくても三画関係のまま上手くやっていけるんじゃない?ってところでした。
 ああ、汚れた大人の発想だ(笑)




■コードギアス 反逆のルルーシュR2



 前シリーズからなぜか「振り出しに戻る」的な展開で始まった続編でしたので、多分この展開は「実はシャルル皇帝はルルーシュのことを大事に思っていて…」的などんでん返しがあると思っていたら、そんなのはあるにはあったけど刺身のツマでした(笑)

 主人公のルルーシュが巨大な力を得てブリタニアを敵に回すにつれ、反旗を翻すスタート地点であった身内の保護から離れざるを得なくなるだろうと思っていたら、両親の企画した人類補完計画(おい)をぶっつぶし、ゼロ・レクイエムという極端な発想に超転換。
 多数の人の命を奪ったことを実感しての自己犠牲の発想なので、それはそれは痛々しい。
 正直ガンダム00よりも激しい展開で、ここまでやらなきゃ変わらないんだよというのは、たしかにそうかもしれない。これは超展開だったなぁ。

 でも一番の超展開は黒の騎士団だね。
 シリーズ後半、いろいろと不審な動きがゼロにあったとはいえ、その正体を敵の大将に明かされ、ギアスのことを聞いた途端にいきなり裏切り者扱いとはすげぇ。
 敵の情報丸呑みかよ。外交力以前に思考力無し(x。x)゚゚゚
 百歩譲ってその情報を信じても、そりゃあ顔を隠してブリタニアに反旗を翻すのも当然だとか、自分たちをギアスで操った方が楽なのになぜそうしないのかを考えないところは凄すぎる。
 ブリタニアが日本を支配し、イレブンと蔑んだのもわかる気がする(笑)



■ブラスレイター BLASSREITER



 アニメ製作会社の雄GONZOと、エロゲーメーカーのNitro+がメディアミックスでアニメを展開したのがこの作品と知ったのは、実は2話くらい観た後でした。
 所謂、仮面ライダー的なものを源流としたストーリーだというのはわかったのだけど、序盤の話の流れで主人公が誰なのかがわからず、ようやくジョセフが主人公なんだなとわかったものの、結局話を通してジョセフが不在になったり、唐突に関連のあるキャラクターが出てきて、しかも焦点を当てるものだから、話として誰を軸としてとらえて良いのかの視点が定まらないまま終わってたという印象。

 視点が定まらないといえば、ブラスレイター同士の戦闘シーンもそう。CGの利点を活かした素早い動きと、あり得ないカメラワークは凄いのだけど、結局何をやっているのかがよくわからず、戦う度に置いて行かれた私。残念。
 でも後半のアポカリプスナイツのメカの戦闘はそうでもなかったところをみると、ブラスレイター同士の戦闘は意図的にそうしてたのだろうなぁ。
 何やってるのかわからない戦闘より、わかる戦闘の方が場面として盛り上がると思うのだけど。

 話は劇中でも登場したブラスレイターに関わることやブラスレイターたちのバトルロイヤルというよりは、むしろ虐げられる弱者とか人間不信とか、人が生きる限り出てくる問題に焦点を当てた感じが重い。
 だから浄化してやると冷静に意気込むザーギンの気持ちもわからなくはないけど、もしそう思うなら、ツヴェルフの本拠を取り囲むよりも、早々とデモニアックを国外に広げて世界中を下位のブラスレイターにしちゃえば良かったんじゃないのと思った次第。


posted by アルシオーネ at 23:36| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

クリスタル ブレイズ CRYSTAL BLAZE

クリスタル ブレイズ CRYSTAL BLAZE


 良い感じの主題歌に惹かれて全話観てしまったのだけど、正直、なんだこれって作品だったなぁ。
 公式サイトには、“大人も楽しめる本物志向のアニメを作ろう”と、紆余曲折を得て制作が開始されるまで5年の歳月が流れた。とあるのだけど、とても5年の歳月って感じがしない。
 なんか元々の企画がポシャったから、こんなのやりたいって言ってるヤツがいるし、代案ないからそいつらにやらしちゃおうか、って感じで急遽制作されたって感じがぷんぷんするんですが(^_^;)

 私的に何がダメなのかを上げてみた。

■ストーリー
 都市伝説の怪奇現象「ガラス女」の事件が、実は街を舞台とした生体兵器の人体実験に端を発するものと割と序盤で判明。
 こりゃ種明かししすぎ。
 しかも種明かしと同時にガラス女の一人、ヒロインのサラも脇役状態で話が進み、ついでに視聴者も置いてけぼりにしてしまってた。
 脚本的には全話続けてみれば、一時期大量生産されたハリウッドのアクションムービーぽいという気もしないでもないけど、12話もあるのにそんな構成でどうすんの?

■キャラクター
シュウ まず主人公の元刑事の探偵シュウ。
 大人ウケを狙ってシティハンターの冴羽遼に影をつけてみました。しかも女癖もさらに悪くしてみましたって感じだけど、できあがったのは、今一頼りない上に脇キャラよりも存在感が薄くなり無気力感漂う男でした┐( ̄ー ̄)┌ ヤレヤレ
 ちなみに銃の腕は冴羽遼の足元にも及びませんので、キメの場がありません。
 終盤で本気になったらしいけど、作画もアレだし、話に勢いがないので本気感が全く読み取れず…(T△T)

サラ ヒロインのサラ。
 記憶喪失だし、人間離れした戦闘力あるし、ガラス女だしで、間違いなくストーリーの中核を担うキャラなのに病院のベッドで寝ているシーンが多く、オープニングであれだけシュウとの関係を匂わせておきながら会話くらいでしか主人公と絡むこともないとは、なんだかヒロインの位置にするのには無理があるんじゃないだろうか。
 まぁ、こうなるのは、男が触るとビリビリって衝撃波を発生するので、男性キャラの誰も近寄れなかったからなんだろうなぁ。
 これ明らかに設定ミス(笑)
 ヒロインなのに公式サイトのキャラクター紹介の順番は15番目。なんて扱いだ(^◇^;)

マナミ 探偵事務所の押しかけアシスタント マナミ。
 公式サイトにも「考えるより先に行動しては、失敗ばかりで空回りの女の子。」とあるけど、第1話から主人公のほぼすべての窮地をこの娘が作り出したと言っても過言ではない。
 銃撃の音で竦んで動けなくなるくせに、勝手なことをやっては自分自身と同じくアシスタントのアヤカの命までも無自覚に危険にさらすという、悪魔のようなキャラ。
 自分の行動の殆どがそんな結果になっても、状況を考えずに行動した結果だと自覚しないのは、馬鹿を通り越してなにかに憑依されてるとか、脳組織に問題があるんじゃないかと思えるほど。
 ちなみにこのキャラは主人公よりも遙かに台詞が多い。
 騒ぎ出して何かやり始めると、問題を面倒にするパターンなのは、たった12回の話なのに正直飽きた。

 その他のキャラクター。
 突っ込みどころが多すぎて、もうなんちゅーか…


■適当すぎる設定

 ラグス・タウン
 夢破れたものが訪れる「はきだめの街」と聞くと、薄暗いダウンタウンな感じがするのだけど、どう見てもきれいに整備された都市で、さらに治安も良さそう(笑)
 日本語の看板もあふれてて、ここ東京でしょでしょ?って感じなんですが。
 アジアの某市にしたのは、無国籍のストーリーとかじゃなくて、単に警官の前でも主人公が銃を持っていても何も言われないようにしたかったからでしょって。


 謎の生体兵器
 「はきだめの街」にやってきた娘たちをかっさらって、人体実験し、生体兵器にするとは、まさにブラックゴースト(サイボーグ009)の所行!
 後半では細胞を変化させて人間の形のまま生体兵器にした通称「ガラス女」の上位版として、少女の姿から巨大蜘蛛に変身する生体兵器を作ってしまうぶっ飛び具合が意味不明。
 ガラス女でも相当の殺傷力があるのだから、巨大化しなくてもショッカーの怪人くらいでも十分な戦闘力があると思えるのだが。
 その巨大蜘蛛も、自己治癒能力が無くなると主人公の44マグナムで撃たれて死んじゃいます。つまりマグナム最強ってことを表したかったのでしょうか。


 謎の研究施設
 表向きは街から離れた場所にあるゴミ処理施設。
 その地下にはなんと核廃棄物処理施設!?
 さらにその地下に生体兵器研究所って無茶苦茶や〜 地下何百メートルですか(*_*)
 第一、核廃棄物処理施設って、人の生活圏に影響のない凄い地下で放射能が低くなるまで核廃棄物を置いておくという、とてもとても気の長いつーか問題先送り的な施設なんですが。
 ラストで施設の核廃棄物をメルトダウンって、そりゃ無茶です。コンクリート詰めにされた廃棄物をどうやってメルトダウンできるんですか!? 原子炉ないんだよ!?
 ぶっちゃけ生体兵器作るより、劣化ウラン弾を作った方が儲けになると思うんですが。港も近くて輸出もOKだし。


 毎回ラストに現れる時間表示
 結局最大の謎。サラが生きられる時間とかなら話はわかるけど、結局何事もないままカウント。どうも7日間という設定のお話の残り時間を表していたらしい。
 だからそれが一体なんなのか?


 とまあ、突っ込み書くと止まらないのでこの辺で(;´_`;)

 そんなにアレなのにどうして毎回観ていたかというと、

オープニングとエンディングの歌が良かったから


 歌とは凄いものです。ゼントラーディもデカルチャですよ。うん。

 一つだけクスっとしたのは最終話のラスト。
 シュウの携帯に女から電話。アキラが着信をみると「ミツコ」という名前。
 これって監督の加瀬充子さんの事でしょうか。ちなみにネットでは「かせあつこ」という読みも出ていましたので、今一はっきりしませんが。

posted by アルシオーネ at 23:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月27日

ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜

ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜

 2年前だっけか、制作発表があったときは元々のゲームのアニメ化とばかり思ってました。
 でも発表されたものの、その後音沙汰もなく、こりゃ企画倒れかもと心配していたところ、ようやく放映。
 蓋を開けてみればネットゲームとのコラボで、そりゃ発表から放送まで時間がかかる訳だよなぁ。

ギルとカイ(かなり正確なオリジナル(笑)) 内容は当初予想したオリジナルのギルとカイの冒険かと思いきや、それから80年後という設定の和製ファンタジー。
 1話で気絶した主人公ジルの夢の世界を延々と見せられ、5話で2Dキャラとローパー踊りを見せられ、8話で元祖ドルアーガの塔を見せられ、どうなるかと思ったらラストは巨大ドルアーガとの戦いになり、最後の最後で、

YOU ZAPPED TO…


 って、おい。
 夏休みに丸一日かけてやっていた元祖ドルアーガの塔で、ちょっとした操作ミスで表示されたこの文字を思い出しちゃったじゃないか。
 未だに脳裏に焼き付いてます(;´_`;)

 ま、最初(表の第1話)でぶっ飛ばしてくれたおかげで、その後シリアスなファンタジーものという認識がなくなりましたから、どんな展開があっても観ていられました。

 結局、ドルアーガの塔や真のブルークリスタルロッド、サッキュバスとカイ、ギルガメス王、先に進んだ二人の秘密は先送り。
 続編は2009年かぁ。オープニングラストの映画のポスターは、これを暗示していた訳ね。
 しばらく待たなきゃなりませんが、アニメ制作が人気のGONZOだからスケジュール的にキツイのか、それともネットゲームとの兼ね合いで早々とストーリーが終わると商業的に困ったことになるのか、あるいは両方か、いろいろ憶測はできますが、このサーガに首を突っ込んだ以上、夏休みの思い出の真の回答を得るためにも付き合うしかないようです(^_^;)
 待つのは慣れてます。戦闘妖精雪風の最終巻はまさに修行でした。あれにくらべればねぇ。

 さて暗示といえば、1話のジルの夢は、その後のストーリーを少しだけ暗示していて、ギルガメス王の剣を貰ったり、ドラゴンを倒したりといったところや、対ドルアーガ戦でも絶望から仲間とともに立ち上がるところなどは、その通りになったのかもしれません。
 残念ながら当のドルアーガは夢の中と正反対で、まさに怪獣でしたが。


「ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜」DVD第1巻がゲーム内で購入できるように

2008年4月から6月に放送された「ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜」は最終回放送後に第2期「ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜」の告知がありました。果たして物語がどのような終わりを迎えるのか気になるところですが、第1期の方は6月27日(金)にDVD第1巻が発売となります。

それに先駆けて、6月25日(水)からゲーム「ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜」の中でアニメのDVDが購入できるようになりました。

GIGAZINEより引用)



 まさかのゲーム内販売!?
 終わった途端にやるとは、すごいアイデアというか商魂逞しいというか、それにしても商売とはいろいろなやり方があるもんだねぇ。


posted by アルシオーネ at 07:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月04日

Ergo Proxy

Ergo Proxy



 多分Yahoo!動画だったと思うのだけど、1話だけ無料配信していたのを観て以来、ストーリーがかなり気になっていたアニメ。
 気になりすぎて、全話一気観してしまいました(^^;)

 管理された都市空間、市民一人一人に割り当てられているらしいオートレイブと呼ばれるアンドロイド、そのアンドロイドを狂わすコギト・ウィルスというコンピュータウィルス、プラクシーと呼ばれる謎の人型生物、そして退廃的な未来像とどのキーワードもサイバーパンクの様相パッチリ。

 そして、そのどれよりも印象深いのが、ヒロインのリル・メイヤー。
 19歳なのにアイシャドーきつめで、しかも高飛車。
 舞台となる都市の執国の孫娘だからってだけじゃない意志の強い高飛車ぶりなので、そうそう鼻につくことはない微妙なさじ加減。この強さが銃を振り回す姿にハマって素敵。

主人公のビンセント。序盤はこんな格好良くありません しかし、このお話、主人公はリルじゃなくて、当初はどう考えても脇役としか思えなかったビンセント・ロウ。
 移民だしリルに保護観察を受けてるというのもあるんだけど、かなり頼りない。
 ストーリーはプロクシーと深い関わりのある彼の過去を追い求めることで展開し、物語中盤でその関わり合いが明らかになるんだけど、それで立派な主人公に変貌を…というような展開は全くなし。
 本当にラストの1シーン以外ウジウジのグジグジ(笑) リアルにレベルアップとは難しいものだということでしょうか。(--;)

オートレイブのピノ。縫いぐるみ着てるシーンが多かった。 この二人と、コギト・ウィルスに感染し、まるで本物の人間の子供のようになった少女型愛玩オートレイブのピノの三人で、中盤はロードムービー的な展開。
 このピノを演じる矢島晶子(クレヨンしんちゃん)の演技が凄いんだよ。見事に5歳児って感じで、声だけ聞いてたら子役かって思ったくらいで。

 ストーリーは配置されたキーワードがそれぞれ一つの目的のために構成されていて、しかも当事者たちには悪意としか思えないような結果へと導くように設計されているという、サイバーパンク的にはよくできたストーリー。
 一見、ただ巻き込まれ、好奇心の赴くまま話の中核となったリルの存在さえ、実は仕組まれたものだったという伏線の張り具合はよく出来ているんだけど、これ普通に観たら難解でよくわからないかもしれない。
 しかも、本来なら小出しにして主人公ともども理解させる主題の謎に対して、一話丸々使ってクイズ番組形式で、いきなり回答を提示してて、新しいというか、こりゃわざと混乱させようという遊びなんだろうなぁ。
 観直してみると、相当丁寧に伏線を張り巡らせていたことがわかります。観る人を選ぶよなぁ。

 このアニメ、日本ではWOWOWだけで放送されたのであまり聞かなかったけど、海外では評判が高かったようで、画像検索するとリルのコスプレをしてる外国人のおねーさんの写真が結構出てきます。
 これがまた似てる。
 つーか、黒髪でアイシャドーきつめにすると誰でも似るんじゃないのかと思えなくなくもないけど、聞かなかったことにしてください(^_^;)



ラベル:Ergo Proxy
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2008年04月13日

デルトラクエスト

右からバルダー、リーフ、ジャスミン

 えーと右からバルダー、リーフ、ジャスミン…。ってこれじゃデコトラクエスト(おい)

 画像はとりあえず\(^^\)(/^^)/おいといてぇ〜

 最近では珍しく1年どころか65話も続いたのは凄い。
 内容としては指輪物語的なファンタジーなんだけど、アニメオリジナルの脱力具合もあってずば抜けておもしろいものではなかったし、子供向けに作っていることもあって、デルトラ支配をもくろむ影の大王の恐怖や悪意がかなり薄い印象だった。
 まぁ、朝の番組で陰謀渦巻くドロドロ展開というのは大人もあまり観たくないだろうけど。

 多分ほぼ原作通りに展開してきた影の大王を倒すまでの52話は全体的にまとまっていたのだけど、53話以降の話は視聴率が好調だったために付け加えられた話だけに、どうしても余分感が拭えない。
 素直に原作の続編にすれば良かったのだろうけど、尺の都合からそうも行かなかったようで、内容は影の王国残党狩り編とでも言うべき薄いものだし、結局その中身もリーフとジャスミンのツンデレラブラブ展開が目立ってしまってるし。
 この脱力具合が特に追加分1クールの主題歌と合わないんだよねぇ。

 それでも1年以上1話も欠かすことなく観続けてしまうのだから、話にもキャラクターにも相当な魅力があったんだろうなぁ。どのあたりがそうだったのか見終わったのに多くを語れないけど(^_^;)

 唯一、語れる魅力としては5クールの長期間にわたって作画の乱れが全くなかったのが、豪日交流基金という資金のパワーというか、奇跡というか、これこそデルトラのベルトの力なのかも。



posted by アルシオーネ at 23:59| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

機動戦士ガンダムOO

機動戦士ガンダムOO 話の都合上、モビルスーツという兵器を出さないといけないので、武力による戦争の根絶という矛盾かつ世界すべてを敵に回す、かつてない巨大なテーマに挑戦した最新ガンダムも取り敢えず前半終了。
 ガンダムSEEDで曖昧だったテーマをより明確にして掲げたのだけど、そのテーマが多分収集つかないんじゃないだろうかと思うくらいでかいので注目してました。

 前半戦である25話終わってみて、極悪三兄弟ガンダムが暴れ回ったおかげで地球連邦が出来て名目上は国家間の戦争をする理由はなくなったわけだけど、人の意識が根底から変わった訳じゃないからねぇ。
 当面の敵として、ソレスタルビーイングの計画をぶんどって、ついでに地球も手に入れちゃおうとしてた国連大使はやっつけたものの、問題或るキャラクターも数々生き残ってるわけだし。
 続く後半の話でどういう結論に達するのかを期待しましょうか。

 メカはリアル戦闘兵器としてのガンダムが、世界相手なのでスーパーロボット状態なのはしょうがないのだけど、話中で描かれる大国の物量作戦相手には何度もグタグタだったのが私としては拍子抜け。
 ロボットもので敵に同じような状況に追い込まれたものといえば、かつてのダンクーガがあるわけだけど、あちらは「獣を超え、人を超え、そして──!」の初合体超パワーで有無を言わせず強引に乗り越られたのだけど、さすがにリアル戦闘兵器だけにそういう無茶は出来なくて、質より量にやられちゃう姿を何度も見ることになろうとは。
 せめてピンチの時くらい素晴らしい連係プレイを見せてくれても良さそうなものなのに。そこのところだけが残念。


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2008年04月09日

墓場鬼太郎

墓場鬼太郎

 名作揃いのフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で、まさかの登場。
 別の時間帯でゲゲゲの鬼太郎をやってるのに、元になった「墓場の鬼太郎」をアニメ化して持ってくるとは変化球を超えて魔球レベルの選定。
 しかもわざわざ古めかしくて気味の悪い水木しげるの絵柄を、そのまま最新技術を使って再現してたり、アニメのゲゲゲの鬼太郎の初期キャストを声にあてるというこだわりようは、妖怪以上の怖さを感じますね(笑)
 現在放送中のゲゲゲの鬼太郎を観てる子供が観たら泣き出しそうな不気味な鬼太郎を名優・野沢雅子があててて、これが時折ゲゲゲの鬼太郎ぽいところを出しながら、気味が悪くてドライな鬼太郎を表現するという名演というか怪演ぶりで、さすがは一人でドラゴンボールの主役を3人分やっちゃう人だよね。

 内容は怪奇モノといっても、そんなにビビるほどでもないのだけど、妖怪が人間世界に対して、あるいは人間の欲望に乗っかる形で怪奇現象を巻き起こすゲゲゲの鬼太郎に対して、鬼太郎そのものが怪奇の現象の引き金になるという話ばかりで、因果応報とは無縁の理不尽な話が多かったですな。
 まぁ怪奇現象なんてそんなもんばかりだけどさ。

 全話きっちり観ましたけど、それにしても鬼太郎って幽霊族の末裔なのに超能力があるんだかないんだか。
 新作が出るたびに攻撃能力が増し、特殊アイテムが増えるゲゲゲ〜とは違って、終盤でもヤクザに殴り倒されたり、敵に普通に身体を溶かされたりで何の取り柄もなし。
 そのくせ不死身だったり、切り落とされてた手だけ動いたりと、何とも表立たない能力だけは高いよなぁ。
 ネズミ男の戦闘力が相当高かったのは意外だったけど(笑)

 あと、注目のチベットの高僧は、やはりそのまんま名前を出すわけにいかなかったようで、元の名前を思い出させる「トムポ」に変更。しかしこの声が京極夏彦って、こっちも注目かも。
ラベル:墓場鬼太郎
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2008年03月14日

職場の鬼太郎談

鬼太郎

 最近深夜アニメでやっている墓場鬼太郎が楽しみになってる、妙に妖怪に詳しかった少年時代を過ごしたアルシオーネです。

 墓場鬼太郎というと貸本時代のゲゲゲの鬼太郎の元になった「墓場の鬼太郎」を最近アニメ化したものですが、この鬼太郎、不気味な割にゲゲゲの鬼太郎のような特殊能力がなく、活躍しどころのない不条理なキャラクターで、今放送中のゲゲゲの鬼太郎を楽しみに観てる子供たちが観たら、確実に夢を壊すこと請け合いです。
 ストーリーも当時の作品をよく再現してて、一つ前の回で大暴れした妖怪が、次の回にはあっけなくやられたり、改心したと思った人物があっさりと死んだりと、これまた不条理です。

 そんな不条理な鬼太郎の話を職場のスタッフと話していたら、今放送中の鬼太郎の話を聞かされました。
 で、以下驚いた話。

 ●最近の鬼太郎では、子泣きじじいが腕だけ石化してパンチをくらわす、なんかジャンプ漫画キャラみたいな必殺技を持ってて格好良いらしい。

 徳島の妖怪、子泣きじじいがいつの間にそんなハードパンチャーなキャラに!?
 そのうち刃物で斬りかかられても石化でガードとかやりそう。こりゃエスカレートしそうだな(^_^;)


 ●最近の鬼太郎では、ぬりかべが妻子持ちらしい。

 これを効いた瞬間、親子はともかく夫婦間で見分けがつくのか?と聞き返してしまいました。
 なんでもぬりかべ嫁はピンク色だそうです(^_^;)


 ●最近の鬼太郎では、猫娘が萌えキャラ化してヒロイン的な位置にいるらしい。

 えー、猫娘ってワカメちゃん並に萌えないキャラだと思ってたのに。
 やっぱり実写版の猫娘を田中麗奈が演じたからでしょうか。
 なんかやっちゃいけない路線に走ってませんか。いいんですか?


 「僕にとって鬼太郎のヒロインといったらユメコちゃんなんですけどねぇ」

 と、若いスタッフが話していたのだけど、それは違う、違うぞ!

 鬼太郎にはヒロインなど存在しない!

 これが正解(^^;)


 さらにどうでもいいことだけど、別のスタッフは墓場鬼太郎の主題歌「モノノケダンス」を歌っているのを電撃ネットワークだと思ってました。

 正解は電波グルーヴです。

 と、訂正したんだけど、

 「そうそう、花火口に咥える人たち」

 っておーい、完全に勘違いしてるよ(^_^;)

posted by アルシオーネ at 23:59| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

もやしもん




 タイトルが何のことだかわからないので、とりあえず観てみたら、細菌がキャラクター化して見えるヘンな能力を持った農大生の、同じくヘンな風習の大学とヘンな教授や先輩たちに囲まれた大学ライフの話でした。
 いまいち主人公が掴めないヤツだなぁと思っていたら、最終話で菌が(一時的に)見えなくなった途端、無個性扱いに。
 そりゃそーだろなーという感じだけど、それがきっかけで「細菌についてもっと知りたい」と主人公がようやく道を歩み始めた途端、さっさっさーと番組終了。

 切り上げどころが凄いというか、キャラクターグッズが売れて人気でたら続きを作るよという姿勢が、私の目にも細菌よりも色濃く見えたりする稀有な作品だったかも。

 私的には番組がどうとかよりも、公式ホームページのQRコードが一番の驚き。


もやしもんのQRコード 読めますよ

 これ、エラー出そうだけどちゃんと読めるんですよ。

 あと、番組には出なかったんだけど、出るとしたらピロリ菌はどんなキャラになるんでしょうか。
 いや、うちのオヤジの腹ん中にいるらしくて、気になりまして(^^;)


ラベル:もやしもん
posted by アルシオーネ at 21:34| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.7

■地球へ…

 半年で終了した「天保異聞 妖奇士」と、10月から始まるガンダムの新シリーズとの期間を埋めるために引っ張り出された作品という印象だったけど、いざ観てみると相当面白かった。
 1980年に上映された劇場版「地球へ…」を観た私としては、キャラクターに見覚えもあるし、大まかなストーリーは知っていたので、このテレビ版がどういう展開をするのかが、かなり楽しみでした。
 ラストの展開等はオリジナルのようなんだけど、むしろ劇場版でアレ?っと思っていた部分がきちんと描かれていて、こちらがすっきりとしていた印象。
 いつの間にかミュウと人類が協力するところとか、ヤなやつと思っていたキャラクターが意外にも最後の最後でステキキャラになってしまうところや、ご都合主義かもしれないけどなんとなく未来は明るいかもと思えそうな方向にすんなり持っていった点は上手だよなぁ。
 アニメも時代が進めば技術だけでなく、作品としても進化するんだなぁと思った次第。



■スカルマン

 仮面ライダーの原型といわれる石ノ森作品をアニメ化。でもその原作漫画は当然読んでいませんでした。今となっては手に入れることも難しいのでしたっけ。
 アニメはオリジナル展開で原作は関係ないって様子でした。
 仮面ライダーの元らしく怪人退治話かと思ってたら、肝心の髑髏男(スカルマン)が出てこない、つーか第3者視点。
 スカルマンは怪人は倒すけどナイフで刺したりと、なんだかヒーローというよりは必殺仕事人って感じ。主人公が戦闘に遭遇することがたまにだったからか、スカルマンってたいして戦ってないって印象まで残っちゃいました。

 ラスト近くではなんだか見たことある石ノ森キャラの外人が出てきたなー、と思ってたら謎の組織とそのサイボーグ兵士達がかかわり、あれ、なんか路線が違うなと感じたのだけど、どうやら仮面ライダーではなくてサイボーグ009に繋がる話らしい。
 「黒き幻影の…」なんて合言葉って、つまり「ブラックゴースト」なんですね。そういやブラックゴーストの偉い人って髑髏の仮面付けてたっけ。
 ラスト、ヒロインの生んだ子供が島村ジョーに似てたのは、なるほどそういうことですか。

 13話できっちりまとめていた為か作画も展開も崩れることなく面白かったのだけど、いざ終わってみると物足りない感じがするなぁ。


■DARKER THAN BLACK 黒の契約者

 異常気象?による星空のない夜、東京のど真ん中にある巨大な壁で仕切られた空間。と、近未来かつ、よく見知っている世界なのに異世界、そしてそこで日常茶飯事に繰り広げられる猟奇事件という風景はばっちりなんだけど、主人公の〈黒〉(ヘイ)の普段がかなり脱力していたので、話もそんな感じで観てた。
 恐らくすべてに設定があるわけがないと思える話なので、謎は謎のままだし、かなり適当に捉えてる。
 終盤はかなり駆け足で、よくわからないままいつの間にか終了してた。というのが正直なところ。
 契約者を使って、契約者という存在を消し去ろうとする組織と、それに対抗する契約者たちという図式が、最後の最後で明かされ、〈黒〉の選択の末、今まで秘密裏に扱われてきた契約者と呼ばれる超能力者の存在が、世間に認知されるようになった話ということなのかな。
 印象に残っているのは公安の課長のエリート女刑事。声優はなんか可愛くて元気な少女の役の多かった水樹奈々が大人の女を演じていたのだけど、これが凄くハマってた。


■天元突破グレンラガン

 突然始まり、毎回熱い叫びを上げながら一気に駆け抜けましたねぇ。
 最初は武器はドリル主体で胴に顔があるロボってどんなんなんだよって思ってましたが、後半は螺旋がどうとか、勢いだけでこじつけ、それを納得させるパワーには恐れ入りました。
 出てくるメカもヘンなメカばっかりで、ある種ガンダムみたいなおもちゃ商法路線に対抗する雰囲気が感じられました。挑戦してるなぁ。
 内容も宇宙を歪ませるくらいの敵にもドリルで突破するわけで、日曜の朝から激しいテンションで見応えは相当のものでした。
 残念なのは、主役のシモンやヨーコが、活躍した後はすんなり退いて地味〜に終わってしまったということ。
 ヒーローを待ち望んでいる方に言わせれば続投して欲しいところですが、やるだけやって燃え尽きたのですかね。こういう人物は現実では何かと担ぎ出される事が多いので、ある意味、理想的なラストだったのかもしれません。


■ぼくらの

 原作はまだ連載してますがアニメ版ってことですっぱり終了しちゃいました。
 巨大ロボットで戦う相手は、平行宇宙の同存在。さらにそのロボットを動かすエネルギーは自分たちの命と、かなりヤな設定。
 しかも操縦するのは中学生でそれぞれ問題を抱えている、という負けるのはヤだし勝っても嬉しくないという設定の底意地の悪さはさすが「なるたる」の作者だよなぁって感じでした。
 原作ではさらに大人によって歪められた主人公たちの姿があるのですが、それはアニメ版では出せませんでしたねぇ。
 結局、一番歪んでると思われた少年が、最後の最後に自分の中の真実を見出し、戦ってきた仲間を認めるという成長話でまとめ、後腐れが無くなったのが見事なのだけど、すっきりしすぎてこの作者の雰囲気まで消臭しちゃったという感じ。
 映像的には500mもある巨大ロボット同士の肉弾戦が、巨大感を損なわず、かつ、鈍くなり過ぎない動きをしていたというところは素晴らしい。でも重量に関しては、多分あのロボットたちは相当軽いのだろうなぁ。


■機神大戦ギガンティック・フォーミュラ

 Gガンダムにギリシャ神話を絡めて焼直したって設定だったけど、主人公は癒し系だし、他の登場人物も落ち着いていて無理矢理盛り上げないところが面白い。
 というか、もともとロボット同士の戦いも、石像を発見した国は参加しないといけないという神からの脅迫的な戦争であるだけに、設定として盛り上がらないのも当然か。
 共鳴感応装置により、遠くはなれた場所で他のロボットの戦いを主観的に見せるという試みは面白かったのだけど、その分、主役メカが終盤になるまで存在感が薄かったのが残念。
 番組が始まった当初「かみちゅのキャラがエヴァンゲリオンに乗ってガンダムファイトする。」アニメと言われてたらしい。「かみちゅ」は知らないけど、話としては納得。エヴァほど破滅的でなかったのは癒し系主人公のなせる業だけど、ラストのスサノオの引き際はもうちょっと変えてもよかったんじゃないかと思ったりする。

posted by アルシオーネ at 07:58| ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月31日

ルパン三世 霧のエリューシヴ

 テレビ第1シリーズのキャラクターである魔毛狂介を出したはいいけど、中世の北海道を舞台にしての異世界ドタバタ劇になっちゃったってもの。
 無理に伝説的なものを絡めずに、タイムマシンを使って自由に時間を行き来する魔毛狂介に対して、トリックで挑むルパンたちを主にすればリメイクとして面白みもあったのになぁ。
 子供向けに作ってるのならこれでもいいかと思うのだけど、ルパン三世って確実に大人世代が観るのに、こんなのじゃ納得しませんよ。

 細かい点でも納得いかないところが多くて、例えば兵士に捕らえられ、愛用の44マグナムを奪われた次元。
 兵士がなんの予備知識もなく銃を使うのは許すとしても、銃に込められてた弾を撃ちつくされて「あーあ」って言っちゃう次元は変だろ。
 次元なら確実に20発くらい弾丸の予備持ってるでしょうに。自分で弾丸を作るなんてナンセンス。

 銭形警部も今回は酷かったなぁ。あからさまに異世界なのに、その空気の読まなさ加減は異常で、これじゃキャラクターに対しての冒涜だよ。
 とっつぁんはもっと頭のキレの良い人なのにねぇ。

 それから峰不二子の先祖であるお不三。
 キャラクターは兎も角、台詞の多いキャラクターなのに、声優として演技の下手なアナウンサーを使うのは駄目でしょー。
 毎年のルパンスペシャルには必ずこういうキャラクターが出てくるけど、今回のは確実に失敗だったねぇ。

 今回評価ができるのは、アイキャッチがあったってくらいかな。
 正直、今年のルパンが盗ったのも視聴者の時間だったって感じ。

 アニメは残念だったけど、ミクロマンで出るルパンには期待するとしましょう。
ラベル:ルパン三世
posted by アルシオーネ at 10:07| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド


 セガのゲーム、「シャイニング・ティアーズ」と「シャイニング・ウィンド」をつないだような内容のアニメ化らしい?
 毎度の事ながら原作のゲームはやってないし殆ど知らないのだけど、ゲームのキャラクターデザインを数々のエロゲーで名を馳せたTony氏がやっているというだけで観ちゃったというもの。
 制作をスタジオディーンがやっているだけに作画は安定していて、Tony氏の描くキャラクターのイメージが壊れてなかったのは素晴らしい限り。

 でも内容は少し残念。
 話はゲームにはありがちな異世界での剣と魔法モノで、世界を司るキーパーソンたちは身近な知り合いで、それぞれ敵味方になるって展開なのだけど、ファンタジーなのに、なんだか戦車みたいな兵器が出てきたり、人造人間ぽいのが出たりともかなり脈絡がない。
 メカは古代の科学文明の遺産という設定らしいけど、ゲームの中でそれなりであっても、アニメ化され映像になるとチープにしか感じないなぁ。

 キャスティングはゲームから引き継いだって感じで、ここ最近の人気どころをかき集めたみたい。それだけに豪華な感じはする。
 しかし主人公が保志総一朗で、その親友で何度か対決する役を石田彰って、これってガンダムSEED再来で腐女子狙いですか?

 そんな主人公たちは同じ高校の身近な仲間なので、当然愛憎入り混じり、普通ならヒロインの登場場面が増えるのだけど、それが表立って出てたのは前半のみ。
 それどころか当初ヒロインと思われたキャラクターが「シャイニング・ティアーズ」のキャラクターが出るたびに段々影が薄くなり、いつしか完全な脇役になってて、あれれって感じ(^^;)
 豪華なはずのキャスティングが、あまり活かされてないぞ、うーん、なんなんだ?

 キャスティングの豪華さと、キャラクターの活躍頻度がつりあわないと思えたのだけど、そんなことは重要じゃなかった。
 恐らく、このアニメのポイントは話の特徴で物語のキーになってる「心剣」!
 「心剣」とは心の通じた相手の体内から抜くことができ、その相手の心や特性に応じた強力な剣で、主人公たち心剣士だけが抜けるという設定。
 主人公たちは大抵女性キャラから心剣を抜くのだけど、このシーンが狙ってたかのようにエロい
 抜かれる相手は毎度頬を赤らめて喘いだりなんかして、もう確信犯でしょでしょ。

 心剣は心が通じているなら相手が男でも抜けるけど、さすがにそんな表現はしないだろうと思ってたら、ラスト前の12話で腐女子の喜びそうな演出が!?
 すいません、正直あんぐりしました。
 女性キャラ満載のこのアニメが実は腐女子狙いだったとは。いや、さすがはセガ。思いもよらないことをやりますなぁ。

 結局この作品、エロゲーでも有名だった「絵はいいけど、内容は……」というTony伝説が未だ続いているということを明らかにしたように思えちゃったりする。

合掌

posted by アルシオーネ at 01:18| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月11日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.6 地獄少女 二籠




 前シリーズと違い、地獄少女の存在を追いかけるキャラクターがなかなか出てこないので、どういう展開をみせるかと思ったら、まさかラスト間際でラブリーヒルズでのメイン展開になるとはなぁ。
 毎度毎度、救いようのない展開だったけど、今回は更に救いようのない話が多かった。
 いくら恨みを晴らせても自分も地獄に落ちるのでは、無差別に地獄行きにしてくれる地獄通信であっても、ホント使いようがないと思うのだけど、終盤のラブリーヒルズの住民たちは、無茶苦茶些細なことで使ってたなぁ。
 恐怖と責任転嫁の悪意に駆られた、集団のなかの個人の意識というところとして描いていたのだろうけど、ほんとにちょっとしたことで地獄へ流そうとするシーンが次々と出てきて、それにはちょっとげっそり。
 自分も地獄に落ちるってことは物凄いリスクというか、はっきり言って死なば諸共で、デスノートのライトくんでなくても、ちょっと考えられる人なら絶対に契約破棄するだろうなって感じなんですが。

 今シリーズのメインは、前シリーズでやり残した地獄少女=閻魔あいのカルマの精算だったわけだけど、そのせいか脇キャラの過去の話を絡めての因縁のような話が多かった。
 その分、閻魔あいの出番は控えめ。「いっぺん死んでみる?」の台詞の迫力もちょっと落ちてたかなって感じでした。
 あいの大きな声って最終回の、ほんの一言だけだったかも。
ラベル:地獄少女
posted by アルシオーネ at 23:46| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.5

■NANA



 さすが世界中に人気のある原作漫画だけに、作画から音から、なにからなにまで半端じゃないクオリティの作品として仕上がっており、映画に続いて映像そのものを売るぞー!という気合が伝わってくる。シリーズ通してこれの勢いが落ちなかったのは凄い。
 原作はチラ読みした程度なのだけど、正直原作より良く出来てるんじゃないかと思ったほど。
 原作コミックの巻末にある近況報告兼間違い訂正&お詫びコーナーの「淳子の部屋」も、総集編として上手く取り入れていて、これなら熱烈なファンも文句言うまいって感じ。
 近頃では珍しく深夜枠なのに1年も放送していたけど、当然原作に追いつくまでもなく終了。惜しいと思いましたね。でも終盤になってファースト・シーズンと呼ばれるようになってたから、多分続編も作る筈。そりゃルパンやコナンに続いてのこんな美味しい題材を日テレが逃すはずないか。

 余談。
 以前の職場の同僚に頼まれて、NANAのグッズ(雑誌付録とかだけど)をオークションに出したことがあるのだけど、「海外発送はしない」としていたにも関わらず、アジア各国やらアメリカやらヨーロッパやらから入札されて驚いた。世界は無法地帯だと改めて思ったけど、まだアニメ化されていない時点でそんなに人気があったので、そのファンの広がり具合にはほんと驚いた。
 グッズはイタリア人の女性が落札し、手書きの日本語でお礼文まで頂いた。ちょっと文字が間違ってたけど、その丁寧さと熱意には感激しました。
 お支払いが為替でユーロだったので、地方郵便局のため換金に手間取ったのだけど、そっちもいい経験になりました。



■Project Blue 地球SOS



 小松崎茂の『地球SOS』を原作としたSFアニメで、そのレトロフューチャー感がかなり気に入った。
 地球侵略にやってきたバグア遊星人に対抗する対侵略宇宙人秘密組織の迷宮機関と、たまたま関わってしまった天才少年のビリー・キムラとペニー・カーターの冒険絵巻なのだけど、小松崎茂のメカがバシバシ出てくるかと思っていたら、そんなに出てくることもなく、むしろ主人公二人の活躍がメインの、古い少年冒険小説って感じの展開でした。
 登場人物はそれなりに秘密を抱えてはいるものの、近頃のアニメにありがちな歪んだ性格や価値観の持主というわけでもなく、目的も行動もわかりやすいストレートな人揃い。
 敵のバグア遊星人もその進んだ科学力を駆使した力ずくの作戦による、人間を屁とも思わない地球侵略ぶり。これまたストレート。
 完全直球勝負で、いつの時代の話だよと言いたくなりますが、これくらいやられると感激ですな。
 改めてストーリーを追うと、人類の中枢を担うエネルギー機関が総て完全に停止させられたり、唯一の対抗手段である主力戦闘機や戦艦が使えなかったりと、迷宮機関の戦いは、そのほとんどがギリギリでの戦いで、よくぞ勝てたなという感じ。
 展開や表現の緊迫感はガンダムみたいなリアルロボットものの方があるけど、緊迫度はこちらが数段上。
 一つだけ注文を入れたい点は、もっとメカだしてよ〜 というところ。


■コードギアス 反逆のルルーシュ



 いいところで終了か、おいっ!って感じですなぁ。
 最初観たときは、手足の長すぎる少女漫画的なキャラクターと、スザクくんの馬鹿すぎる超堅物な真面目ぶりと、支配者側のブリタニアの有り得なさに、お腹いっぱいだったのだけど、話が進んでくるとそれなりに面白くなったところ。
 それで、あの展開で夏まで待てとは、おのれ孔明謀ったな!って感じ。
 キャラクターに関しても主役のルルーシュのラスト近くでのダークぶりが、あー、なんだか道を外しつつあるよ〜といった感じでたまらない。サンライズのロボットアニメでかつてこんな主人公がいたか? さらにロボットアニメなのにメカの操縦技術は常人並というのも斬新だねぇ。
 展開がどうなるかとか、残った2話で話が完結するのか、C.C.の秘密などの伏線は解明されるのかなど、なんだかヤキモキするよ。続編作ってもいいからそのへんハッキリさせてくれ。
 でも、少なくともルルーシュは幸せになれなさそうなのだけは、はっきりしてる気がする(笑)


■天保異聞 妖奇士



 時代設定は幕末手前、主人公は四十手前、戦う相手は妖怪ならぬ妖夷と、いろんな意味でターゲットを外した設定。こりゃ土6の全国枠でやるにはキツイかもと思ってたら、25話で打ち切り。ううっ、この時間帯は1年続けるのが伝統なのに。
 結果はともあれ、このターゲットを外した設定は、私のツボだけは押さえちゃったようで、実は毎回楽しみにしていた。その期待たるや、正直、幕末アニメでそろそろ終わるであろう「幕末機関説いろはにほへと」以上でした。
 歴史設定とその描き方は「いろはにほへと」よりも庶民文化が細かく描かれているし、幕末手前ということで、主人公を簡単に食ってしまうであろう幕末の志士も出なかったしと、そのいぶし銀的な使い方にグッときた。
 実写映像では39歳の主人公はアリだけど、それをアニメでやってしまうところに何の意味があるのかと思ったら、アニメで世の中の良い部分よりも嫌な部分を散々味わい体現してきた主人公の在り方を描くことが目的だったんじゃないかと思う。主人公以外にもその内面がテーマになっていることが多かったし。多分妖夷とか漢神とかは二の次。
 その分、別の観方をすれば、リアルな濃さのキャラクターでありすぎて、従来のアニメファンからは敬遠されたところも多いと思う。
 一応、ラストで妖夷とは何かの回答もあったわけだし、鳥居耀蔵との決着もついたわけだし、異界に入ったアトルに希望を与えて現実に連れ戻したし、打ち切り作品としては義理は果したのは偉い。
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2007年03月25日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.4 蒼天の拳



 北斗の拳再び!ということで期待して観ていたのだけど、過剰な描き込みと、その割りに全体的に手を抜きすぎる傾向のシーンの連続に唖然とした。
 北斗の拳世代の私としては、21世紀のアニメ技術で素晴らしい作品が出来るんじゃないかと期待していたのに、まさかこんなトホホな結果になるなんて。
 ストーリーも北斗の分家の戦いから、香港を飛び出し、激動の満州、中国情勢に絡むものだと思っていたのに、香港を出ることなくまとまって終わり。うーん。
 主役の声は渋い声からギャグキャラまで幅広い山寺宏一で、これはかなりはまっていたと思う。でも話の最初の方では、戦闘中でも咥え煙草のキャラのため、それを再現したために、台詞がかえって聞き辛らかった。ベテランの工夫がアダになったっぽい。途中から煙草を咥えてても普通に話すようになったけどね。
 そういやアニメのNANAが登場人物の喫煙シーンが多いからって反喫煙団体(正式名称不明、というか失念)に目を付けられ、抗議されたそうだけど蒼天の拳にはどうだったんだろうか。蒼天の拳の方が喫煙シーンは多いぞ。大体の場面で咥えてたし。
ラベル:蒼天の拳
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2007年03月24日

最近終わったアニメについて語ってみる Vol.3 RED GARDEN



 バタ臭いキャラクターの娘たちが、獣化した人間を集団で撲殺する話。という、歪んだ批評のようだが実はそのまんまだったというお話。
 呪いの書にまつわる嫌な歴史が、もうちょっと明かされるかと思ったら、意外にも22話であっさり終了。
 別の面から見ればリアルなヒロインたちは、全編通してその年代らしく割り切った思考が出来ず流されることが多かった。そこが嫌いな人にはよほど鼻についたようで、コテンパンな批評を度々目にした。
 私としては、ああ、あの年代ならあんなもんだよね。つか、同年代でも似たような奴もいるし。って感じ。人が精神的に変わるには、それなりで、かなりの経験がいるもんだ。
 とはいえ話自体は伏線張って、自ら切り取るみたいな綴り方だったので不完全燃焼。さらにヒロインの4人は、目的は果たせても記憶が消えるため結局誰も幸せにはなれないという結末。
 そういや4人の巻き込まれたドロルとアニムスの争いって、直接関係しなくても関わった人はみんな不幸になってるよなぁ。
 この2つの一族って、それぞれが持つ呪いの書を合わせることで、互いの呪いが解けるというなら、そんなのを何年も奪い合わずに、話し合いや取引で決着をつけようとするまともな思考の人はいなかったのかと不思議。
 声優の演じる台詞を先に録るという制作方法は、台詞が聞き取りやすくてよかったのだけど、前半に何度かあった、登場人物がミュージカルのように突然歌いだす(しかもかなり音が外れてる)のが、後半なくなったのは、やっぱり評判悪かったのかなぁ。
 まぁ、数あるアニメでも商用としても難しいイロモノ作っちゃったよなぁって感じ。
ラベル:RED GARDEN
posted by アルシオーネ at 23:48| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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